
■
Dxtory (デクストリィ)
Dxtory (デクストリィ)とは、PCゲーム専用の撮影ソフトです。3DグラフィックスのPCゲームを録画するためのソフトウェアとして広く使われており、実況プレイ動画などを作成している方もこのソフトを使っている方が多いのではないでしょうか。今回はDxtoryの使い方を簡単ではありますが説明します。
まず注意点ですが
・このソフトはディスプレイ上を録画する訳ではなく、あくまでもゲームを録画するためのソフトです。
・3Dのゲームはほぼ録画できますが2Dのゲーム(リネージュ等)は録画できない事が多いでしょう
しかし全てが出来ない訳ではなく、確認方法は後ほど説明します。
・無料で使用するばあいは録画画面に『Dxtory』のロゴが入ります。
1.それでは公式よりDxtoryクライアントをダウンロードしてください インストールは指示に従えば特に問題ないと思います。
Dxtory起動画面がこちらです。
2.録画が可能か判別しましょう Dxtory→PCゲームの順に起動 して、ゲーム画面の左上に緑色の数字が表示されていれば、そのゲームはDxtoryで録画することが可能です。数字が表示されていない場合は、残念ながらそのゲームはキャプチャーすることはできません。

*左上の緑の数字です。
3.設定をしましょう
まずタブの説明を左からします
・
ターゲット このタブは通常使いません、起動したゲームの情報が自動的に表示されます
・
ビジュアル このタブも通常は使いません、チェックボックスがありますのでそちらのチェックを外すと緑色の数字を表示・非表示、録画中のオレンジ色のマーク表示・非表示の設定ができます。
ここで表示された数字などは生成された動画には表示されませんので出来る限り残しましょう。
というのも緑色の数字はPCにかかっている負荷が数値で表されているので状態がわかるということです。
高くなるとカクついた動画になるかもしれません。
オレンジ色のマークは録画してる時に出るので放置してHDがパンパンというミスも回避できます。
・
フォルダ ここでは保存先を決めておきましょう フォルダの追加をクリックして選択します
続いてベンチマークテストです一般的に40~50あれば十分と言われています。

・
ムービー
①フレーム/秒この数値が高いほど滑らかな動画になります。ここは30固定でいいとおもいます。
30以下だとゲームの種類にもよりますが動画が粗くなります。
高速HDDならば60でもいいかもしれません。
②ホットキーここで設定したボタンで撮影の開始/停止をします。
クリックしゲームで使わないボタンを設定してください。
「Shift+0」など組み合わせるとかぶらなくて良いかと思います。
③クリッピング撮影される領域です
チャット部分を隠したい場合などはこちらで設定できます
④スケーリングパーセントで保存される大きさを変更できます
100%で元のサイズのまま撮影。50%で半分にして撮影。
ラグが酷い場合などはこちらを下げてみると改善する場合があります
⑤ビデオコーデック圧縮の設定です、通常は「Dxtoryコーデック」の「YUV24 - 高品質」でよいでしょう。
HDDの容量をかなり使います。使用環境にもよりますが「圧縮」にチェックを入れておきます。
ファイル種類は特になければ「AVI」のままで良いでしょう。
ゲーム中ラグなどが酷い場合①、④、⑤を設定し直してみましょう
・オーディオプライマリ
続いて音源を設定しましょう
まず『サウンド記録』にチェックを入れます。
「 オーディオコーデック 」は、(None)のPCM(32bitか16Bit、ステレオ)でいいでしょう。(推奨)
MP3形式に圧縮したいときは「MPEG Layer-3 Codec」を選択します。前者を選択した場合は「48000kHz,16bit,ステレオ PCM」を選択すればよいでしょう。 サンプリングレートは高いほど原音に近い感じになります。
その辺は環境によりますので何度か試用して調整してください。
・オーディオ セカンダリここでの設定はゲーム動画に+マイクでの音声入力が出来るというものです。実況動画ですね。
この場合マイクが必要になりますのでご用意ください
『サウンド記録』にチェックを入れて対応したディバイスを選択します
コーデックはPCMでいいでしょう。
残り3つのタブ
・スクリーンショット・アドバンス・インフォメーションは特に関係はないので省略します。
ここれでやっと撮影です
ゲームを立ち上げ→設定したホットキーを押し撮影→終了→指定したフォルダに生成
どうでしょう?撮影は上手くいきましたか?
もし上手く撮影できない場合は設定などをもう一度見直してください。
- 【動画撮影ソフト】カテゴリーの過去記事
-