驚異的なスピードで進化を続けるスマートフォンの定番プロセッサといえば、
米QUALCOMM社が提供する「SnapDragon」です。日本でもお馴染みの Xperia や IS03といった端末に採用されておりますが、今回そんな大人気の「
SnapDragon」に次世代チップセット「
Snapdragon APQ8064」が登場しましたよ。
デュアルコア(2つ)搭載という言葉が最近聞こえるようになって間もない中、「
Snapdragon APQ8064」は
"クアッドコア"つまり4つのプロセッサコアを集積したマイクロプロセッサになちゃうわけです。
コードネーム「Krait」と呼ばれてきたこのチップセットのリリース予定は3種類
▼MSM8930(シングルコア) マスマーケット向けのLTE対応スマートフォンを実現するモデル
初代SnapDragonと比較して約6倍のパフォーマンス。
▼MSM8960(デュアルコア) マルチタスク向け、スマートフォンやタブレット端末に向けたモデル
初代SnapDragonと比較して8倍のパフォーマンス。
▼APQ8064(クアッドコア) 次世代コンピューティングとエンターテイメントの両方の要件を満たすように設計されたモデル
初代SnapDragonと比較して12倍~15倍のパフォーマンス。
現在は1コア・1Ghz辺りが一般的ですが、
最高2.5GHzのクロックスピードを達成すると同時に、消費電力は75%減という発表です、より複雑なOS、高負荷なマルチタスクにも対応する。さらにHDMIを利用したフルHD(1080p)出力も可能なほか、ステレオ3Dビデオ、3D画像といった新技術、近距離無線NFCにも対応するとした。
出荷時期については2012年初めにサンプル出荷を開始する見込みです。詳しい人ほどスマートフォンが買えなくなるような発表です
もう少し待てばOSが新しくなるし・・・もう少し待てば新しい機種でるし・・・もう少し待てば新しいCPUになるし・・・もう少し待てば発表会があるから・・・(最初に戻る)欲しい時が買い時とはまさに今のスマートフォンには当てはまるかもしれません。
参考:
qualcomm.com
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